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湘南国際マラソン結果分析

2009年の湘南国際マラソンの結果を、2008年と比較してみた。

まず気象条件。ホームページの発表によると以下のようになる。

  • 2008年11月16日(日)の天候:雨 気温 18℃ 湿度 82%
  • 2009年11月8日(日)の天候:晴 気温 21.5℃ 湿度 75%

気温3.5℃の差は大きい。2008年は小雨が降っていたので体感はもっと低かった。逆に今年は、雲の間から太陽が出てくると途端に体感温度が上昇した。体感では10度近い温度差があったかも知れない。

フルマラソンの完走者のデータは以下のようになっている。

  • 2008年、申込者数 12,390人 / 出走者数 10,617人 / 完走者数 9,710人(完走率91.5%)
  • 2009年、申込者数 15,407人 / 出走者数 13,541人 / 完走者数 11,730人(完走率86.6%)

完走率が大きく下がっているのは少なからず気候の影響があったと思われる。しかし、ここまで完走率が下がるのは、別の原因があると考えられる。

完走者のタイムを5分間隔でヒストグラムにして比較してみると興味深い結果になった。

Shonan_hist

4時間半程度より速くで完走している選手は驚くほど去年の結果と一致しているのに対して、4時間半以降~制限時間までの人数が極端に増えている。気候の影響だけであればヒストグラムのピークが後ろにずれるだけだと考えられるが、この結果から、参加者のレベルの低下が想定される。

マラソンブームの広がりで間口が広がることは非常に喜ばしいことだ。制限時間内で完走した選手はそれなりに準備をしてきたことだろうし、レース後の達成感も味わうことが出来たと思う。

完走できなかった2000人近くの選手も今回達成できなかったゴールを目指して次の目標に向かって行くのであればそれはそれで意味のある途中棄権だと言えるかも知れない。

しかし、マラソンブームに乗って、ろくに練習もせずに参加している選手も少なからずいることだろう。この様な選手にとっては一体何のためのレースだったのだろうか?


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