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第12回北丹沢12時間山岳耐久レース

第12回北丹沢12時間山岳耐久レースに参加しました。

前日は、橋本駅からバスを乗り継いで平丸バス停まで、このバスが一日に2本しかないので乗り過ごすと大変です。時間が読めないので少し早目に出たところ乗り継ぎの三ヶ木バス停に1時間早く着いてしまいました。

バス停の待合室で地元のおばさんとしばし談笑、レースコースの話などを聞かせてもらいました。この方、私の母親と変わらない歳だと思うのですが、丹沢の山道を普通に歩いているようです。というか丹沢の山が普通だと思っているようでした。

平丸のバス停からレースコースの最後1Kmの山道を通ってレース会場まで行き、参加賞のTシャツをゲット。ついでにアディダスのグローブとMUSASHIのリカバリーセットを購入。会場からは前日宿泊の両国屋さんのマイクロバスで宿まで送ってもらいました。

宿はミラーボールやカラオケセットがある大広間で30人ぐらいが雑魚寝です。5時半に早々と夕食を済ませ、することもないので布団で横になっていると8時前には寝てしまいました。

夜中何度か目が覚めたのですが、ずっと雨の音が聞こえていました。この時点で相当コースコンディションが悪いことを覚悟しながらうとうととしているうちに、周りが少しざわざわとしだしました。時計を見るとまだ4時前。もう一眠りしようと目を閉じていると電気がつけられて皆起き出して準備を始めました。

4時前とはいっても8時間は寝ているので睡眠は十分、目覚めもすっきりです。5時前にはガッツリと朝食を食べ、弁当用のおにぎりまでいただきました。

トイレに行ったりしてもたもたしていると回りに誰もいなくなってしまい、あわてて会場に向かうマイクロバスに乗り込みました。初参加で勝手がわからなかったのですが、みんな行動が素早いですね。

会場には5時半頃到着。既に多くのランナーさんたちが集まっています。Super VAAMとウィダーインゼリーでスタート前の栄養補給をしてもう一度トイレに行き開会式が始まる6時には既に準備万端です。

ウェーブスタートのため、前回完走者とフルマラソンタイムの上位者は6時半スタート。初参加の私は7時スタートです。

第一陣のスタートを見送った後会場内をぶらぶらしているとゲストランナーの○山弁護士を発見。写真を一枚撮らせてもらいました。普通のランニングシューズで水も食料も持たずに軽装な事を不審に思ったのですが、スタートしてすぐに急用が出来て帰ってしまったようです。

そうこうしているうちにスタート時間が迫ってきたので列の中盤ぐらいに並びました。最初のロード2Kmぐらいで飛ばさないと渋滞があることはわかっていましたが、タイムは度外視の完走が目的ですから、体力温存。スタートダッシュをする気はありません。

2Kmほどアスファルトの道を上がったところで最初の渋滞ポイントのシングルトラックの上りに入ります。おとなしく渋滞の中をのろのろ進んで平丸分岐まで上がりそこから下りに。下りに入ると渋滞という感じではなくなりましたがずっとランナーが列を成して抜かすことが出来ません。ここでもおとなしく周りのペースに合わせて体力温存です。

最初の峠を越えるとしばらくはアスファルトの林道を走ります。ここでも無理に飛ばさずにキロ6分ちょっとのペースで走ったり歩いたり。途中集落を通るので近所の方の応援がありがたいです。

10Km程アスファルトの道を走ったところで立石建設のエイドに。ここで給水して頭から水をかけてもらい、さらに塩を少しもらって本格的な上りに向かいます。林道でバラけたので渋滞は無いと思いきや、ここでも結構のろのろペースです。もともと上りはそんなに頑張るつもりはなかったので流れにまかせてのろのろと進みます。

ところが中腹まで上がったところで完全に止まってしまいました。ここの上りは2段になっていて後半がかなり急になります。そこの急な上りで大渋滞になっていました。渋滞で止まったところでパワージェルを1つ補給しました。

ここら辺まで来ると30分前にスタートした白ゼッケンの人をちらほらと見かけるようになりました。第一関門の制限時間が迫っている中完全に立ち止まっている人もいます。そんな人たちを横目に急斜面を上りきりました。

この先の下りはまるで田んぼのような泥道でした。雨上がりの山道を私の前に1000人近いランナーが通過したわけで、適度にこねられたうどん粉のようになっている中を下りきるとそこが第一関門。30分を残して通過することが出来ました。

第一関門のエイドではバナナとキュウリをいただき、ここでも頭から水をかけてもらいました。前の日に買ったMUSASHIのスティックを1つ補給。実はこれ初めてだったのですが、アミノバイタルのようなものだろうと思って口に入れたら味がない!あわてて給水に戻って水で飲み込みました。

Garminの電池残量が気になってきたのでここで充電池を取り出して充電しながら走ることに。充電中でも時刻は確認できるのでペースはある程度わかります。第二関門手前まで1時間半程度の充電で90%になるまで充電用クリップをつけて走りました。

第一関門から第二関門は400メートルほど山道を登って途中から林道のだらだらの下りになります。林道に出たところで、関門まで残り7Km、制限時間まで70分ほど余裕がありました。近くにいた白ゼッケンの人たちにとっては残り40分でかなり厳しい状況だったと思います。完全にあきらめて途中で歩いている人もちらほらいました。

林道はキロ6分平均ぐらいのペースで走ったり歩いたりしながら、制限時間20分前に第二関門を通過しました。ここまでくれば完走は確実です。

関門前の給水でハイドレーションパックの残量を確認。1,5リットル程入れてきた水はまだ半分近く残っていた(と思った)のでパックの補充はせずに2杯飲んだだけでした。これが後々響くことになるのですが・・・

関門を通過した後座って、持参したランチパックのピーナッツバターとパワーバーを補給。バンテリンスプレーで筋肉を冷却して再スタートしました。休憩した時間は10分程度だったと思います。そこから上りに差し掛かって少し行ったところで関門閉鎖のカウントダウンが聞こえてきました。

完走はほぼ確信したのですが、ここからが最大の難所の姫次の上りです。速く進もうという気持ちはもはやなくなり、一歩一歩確実に上るだけです。たまに前の人が道を譲ってくれるのですがむしろ迷惑です(笑)

ここの上りは2段になっていて、一度頂上まで出たと思ったらその先にもう一段の上りがあります。その途中に急な岩場を下りるところがあって、そこでもまた渋滞していました。ここまで来たら酷い渋滞でも誰も文句を言わずに休憩できることを喜んでいる雰囲気もあります。

2段目の上りの途中で腰をかけられる切り株を見つけてしばらく休憩&パワージェルを補給しました。ここでハイドレーションの水が切れてしまいました。残りは10Km、あと少し上れば後は下るだけなのですが、山の中で水がなくなるのは不安です。第二関門で補充しなかったことを悔やみながら再スタート。

姫次の手前では私設エイドの方たちからレーズンと漬物をいただきました。水も運んできたらしいのですが切れてしまったと申し訳なさそうにおっしゃっていました。ここまで運んでいただいたことに感謝です。

姫次まで行くとここでまさかの給水がありました。まさかここまで水を運んでくれているとは思っていなかったので大感謝です。水を2杯いただいて、ついでに写真を撮ってもらいました。

まさか貴重な水をパックに詰めてくれとはお願いできないので残りの下り10Km弱は水無しですが、ここでの給水は本当に助かりました。

この時点で8時間5分程度だったので、8時間台が頭をよぎったのですが、とにかく残りの下りは慎重に下りることに。結局姫次のピークからゴールまでちょうど1時間程度で下りてきたのですがこれ以上とばしていたら途中で転んでいたかもしれません。

ここからしばらくは東海自然歩道の整備されたなだらかな下りで走りやすいのですが周りは結構歩いている人がいました。みんなとにかく完走を目的にゴールに向かっているのですね。

平丸の分岐からはつづら折の少し急な下りになります。ゴールまで残り5Kmを切って俄然元気になり前の人に声をかけながらどんどん抜かして行きました。調子に乗って走っていると一度つまづいてヒヤッとしましたが何とか体勢を立て直して事なきを得ました。下手をしたら谷底に落ちてしまうところでした。

下り出したところは調子良く飛ばしていたのですが、この下りがなかなか終わらない。半分も下りたところで大体四頭筋がパンパンになってきました。しかしゴールは目前、何とか下り切って国道まで出たところで最後の給水がありました。残りは前日に歩いたところだけです。周りの人たちとここまで無事に帰って来れたことをたたえ合いながらゴールまで走りました。

ゴールが見えたところで自然に頬が緩んできて、感動で少しウルッときました。今まで参加したレースでこんなに感動したのは初めてです。

ゴール後は無料の入浴券で温泉に。ここの洗い場で最後の渋滞でした。

過酷なレースでしたがゴールしたときの感動は忘れられないですね。これがあるからレースはやめられないですね!


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